くらさんです。
朝晩、涼しくなりましたね。
私は窓を開けて寝ていたので少しのどが痛くなってしまいました。
さて、公園にも体調に変化のあった樹がありました。
春に咲くはずのサクラですが、いま花をつけている樹があります。
季節外れに花をつけることを「狂い咲き」とか「返り咲き」とか言います。
天気がおかしくて季節間違っちゃったのかな?
ぐらいに思っていましたが、調べるときちんとした理由があるそうです。
8月下旬から9月初旬にかけて公園内のサクラに「モンクロシャチホコ」という毛虫が付き、葉をかなり食べられてしまいました。(写真はやめておきます)
サクラの花芽は夏の間にできます。そして、冬の低温に備えるために葉から休眠ホルモンを出し、花芽を硬くして翌年の春まで咲かないようにするそうです。しかし、毛虫による食害や台風などでほとんどの葉を失ってしまうと、休眠ホルモンの供給がストップしてしまいます。すると、休眠できずに秋、気温が丁度良くなった頃に花が開いてしまうそうなのです。
満開というわけではありませんが、こんな楽しみ方もありますね。
私が見つけたのは広尾口から入って池の横を抜けて広場に上がっていく階段の途中ですが、ほかにもあるかもしれません。
みなさんも探してみてください。